【売れている=FANがいる?】FANがいる商品とは
売れている商品=FANがいる商品?
自店にて「FANがいる商品」を充実させることができれば顧客の固定化・競合店への流出防止に繋がります。
では「FANがいる商品」とはどう定義すればよいでしょうか?
POSデータ上で数量が売れているからといってFANがいる商品とは限りません。
特売や催事によって一時的に数量が売れただけということもあります。
そこで必要となってくる指標が「トライアル率」と「リピート率」になります。
※トライアル率=購入ID/稼働ID×100 指定期間中1回でもその商品を買ったことがある
※リピート率 =2回以上購入ID/稼働ID×100 指定期間中2回以上その商品を買ったことがある
これらはID-POSデータにて把握することができます。
「トライアル率」×「リピート率」マトリクス分析
図のように縦軸をトライアル率、横軸をリピート率として同カテゴリー内の各商品を分布させます。
Aは「トライアル率」「リピート率」がともに高い「看板商品」となります。
認知度の高いNB商品やカテゴリー内の稼ぎ頭の商品がここに分布されます。
Bは「トライアル率」が高く「リピート率」が低い「特売・催事商品」となります。
特売や催事によって一時的に売れたがその後のリピートが無い商品がここに分布されます。
Cは「トライアル率」「リピート率」ともに低い「カット・フェース見直し商品」となります。
購入する人も少なければリピートも少ない商品がここに分布されます。
最後にDが「FANがいる商品」となります。「隠れた人気商品」とも言われています。
購入する人の数は少ないが、繰り返し購入されている商品です。
このような商品は露出を高め、訴求することでカテゴリー内の「看板商品」となる可能性を秘めています。
FANがいる商品を見つけ出し訴求することで固定化・差別化に繋げる
「FANがいる商品」とは認知度は低いが、購入したことがある人は
その商品のFANとなって繰り返し購入している商品です。
特徴的な商品・こだわり商品などがここに分布されます。
FANがいる商品を見つけ出し、訴求を高めれば顧客の固定化・競合店との差別化に繋がります。
ID-POSデータが活用できればこのような施策が可能となります。
ご興味のある方は【ID-POS分析お試しサービス】をお問い合わせください。