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【店舗サポートスタッフ直伝】「あと1点」を買っていただくために~後編~

「あと1点」を買っていただくために

前編に引き続き、店舗サポートスタッフによる「あと1点」購入していただくために重要なポイントをご紹介いたします。売り場レイアウトや告知物などのご参考として、ぜひお読みいただければ幸いです。

 

▼前編記事はこちら

【店舗サポートスタッフ直伝】「あと1点」を買っていただくために~前編~

「あと1点」を買っていただくために

回遊性の良い通路確保

あと1点を買っていただくためには、「見やすい」「歩きやすい」「買いやすい」り場であることが重要です。

例えばS社の場合、突き出し陳列を止めて通路を確保したことでショッピングカートでの買い物が増加。1人当たりの買上点数が実施前の8.5点から9.0に増加する結果となりました。

 

また、青果売り場が日配品売り場に突き出して横一線に展開されていたD社では、8つのブロックに分けて展開することで日配品売り場前のスペースを確保。このように通路を確保し回遊しやすくすることで、各売り場や定番商品が並ぶ中通路へ誘導し購入点数アップを図ることが出来ます。

 

ちなみに、店舗入口の平台は低く陳列することで上から手に取って購入いただける効果があります。高く積むと下から商品を取られて陳列が乱れてしまいますが、平らに陳列すると予想外に上から手に取っていただけます。

回遊性の良い通路確保

ダイナミックな売り場づくりと商品の演出力

店舗入口ではインパクトのあるダイナミックな売り場づくりも重要です。

M社ではお買い得品のみかんを店舗入口に大量陳列し、売上は平常日の2倍に増加。また、豆腐を陳列していた冷蔵ケースの向きを縦(壁沿い)から横(通路中央)に変更。これまでお買い得品にしかお客様が立ち寄らなかったところ、横向きになったことでケースの左右を通るようになり販売点数が増加しました。

 

インパクトだけでなく、POPやフェイス取りで商品の演出力を高めることも重要です。D社では、菓子パンの販売強化として月3回の価格訴求やインプロを実施。あわせて菓子パン商品をメーカーのロゴが入ったボックスに陳列することで、お客様の目を引く売り場づくりを行いました。こうしたメーカー作成の販促物などを要請・活用することも演出力を高める一つの手段です。

ダイナミックな売り場づくりと商品の演出力

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